2003年 04月 15日
「会計」復権 |
ちょうど、さっきWBSをつけたら“「会計」復権”という特集をやっていたのでその話題。この特集は最近、与党なんかが言っている時価会計の凍結問題をうけてのものでしょう。そこでビックリしたのが、その時価会計凍結を唱えている相沢さんの意見。「取得原価の半分以下になって、今回復の見込みがないと判断するのはよくない」とのこと。この人は会計について勉強していないことがよくわかる発言でした。一体いつの考え方を持ち出しているのか、というか話がズレてます。理由になってない。こんなことを言っている人とまともに話ができるわけがありません。あと、解説してた人が減損会計について導入時期をもっと時間をかけて考えるべきといってましたけど、2006年3月期の導入がそんなに急な話なんでしょうかね。なんかちょっぴり残念でした。会計は、企業の財政状態や経営成績を正しく報告しなければ、存在悪のものと化してしまうでしょう(世界では日本はそう思われています)。よく言われることですが、尺度を替えても実態は変わりません。正しい尺度で会計を行うことが必要です。政治家の言う、その場しのぎの会計制度いじりはもってのほか!何て私は言ってますが、前にも書いたことがありますが私は時価会計にはあまり賛成ではありません。財務諸表本体にそのまま組み込むことには。さて、さっきTVでは、企業の8割は時価会計に賛成だと言ってました。そういう数字が政治家さんには一番説得力のある反対の根拠となるのでしょう。
株価はいまだに下がり続けています。来年の決算では時価会計で損がでるのか益がでるのか。
株価はいまだに下がり続けています。来年の決算では時価会計で損がでるのか益がでるのか。
by yangyi0312
| 2003-04-15 00:00
| 会計一般