2003年 12月 09日
予算 |
あー、ストレス溜まってるわぁ。コラムです。今回は予算について。予算というのは、皆さんも知っていらっしゃるようにある事柄の遂行にあたって、予め金額を算定しておくことですよね。政府でも企業でも、家計においてもされているものです。ここでは、例によって企業を対象とした予算と考えます。予算の策定は、個人および組織活動の有効性および能率の改善に貢献するためにおこなわれるといえるでしょう。それは、予算を策定することによって、設定された目標水準とそれに関連して発生する費用との間の調整をするための道具として利用できるからです。つまり、予算の策定によって、計画および結果に対して統制をすることができるわけですね。また、金額という数値によって、明確かつ客観的であり、評価が容易なものとして業績評価にもかなり重要でしょう。しかし、予算は、拘束的なイメージが強く、大胆な行動(大規模な投資)を押さえ込んでしまう、つまり柔軟な経営ができないということもあって、嫌う経営者も多くないようです。確かに、単なる無常で非人間的な数値の羅列になってしまったり、ただ一方的に押さえつけたりすると逆効果になりかねません。また、業績評価との繋がりによって、組織目的である予算が、従業員の個人主義への傾倒によって全体的にマイナス的な効果につながることもあるようです。ここで重要になってくるのは、予算の策定の仕方ではないでしょうか?関係者の納得が十分にされたうえでの予算の策定、執行が肝要だと思いますね。何だか、うまくまとまりそうにないので、ともかく予算は便利な道具であることは間違いないということだけ申し上げて今回はお開きにしましょう。原価計算でさえ危うい私にとって、管理会計分野はかなり課題の多い分野です。ちゃんと勉強しなくてはならないとは思いますが…。
by yangyi0312
| 2003-12-09 00:00
| 独り言