2003年 12月 31日
財務諸表 |
大晦日です。最近書いてなかったんで、限もいいので今年最後のコラムを書くことにしました。お題はシンプルに財務諸表。この一年、四季報なりアニュアルレポートなり、財務諸表を見ることが多かったように思います。日本における財務諸表(証取法における)というと、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書、利益処分計算書(損失処理計算書)、附属明細表ということになるわけですが、ここでは、B/S、P/L、C/Fを前提として話します。あと、アニュアルレポートなんかは今思い返しても読みこなせたとは思えませんので除外。投資や企業調査なんかをする場合、まず見ることになるのがこのF/Sだと思いますが、このF/S、どんな企業間でも比較することができるとは、普通思いませんよね。別に国際間の比較をいっているわけではありません(これは当然ですけど)。国内においてです。業種の違いや業界特有の慣行なんかでその数字の意味が大きく変わってくるからです。普通に財務分析というか経営分析しても意味がないといえるでしょう。なかには驚異的な数値が出ることもあります。そこで優良企業なんて思ってしまうと、その業界の人にバカと言われます(私もその一人です)。でも、そんなこと知るわきゃねーだろというのが率直な意見なのです。そこで、調べてはいないんですけど、「業種別・業界別財務諸表の見方」みたいな本があったら便利だと思うわけですね。おそらくあるとは思いますが。こういうのがあれば、数字に騙されなくてすむんじゃないかと。四季報を見ていてももちろん大まかなことはわかります。いくらの有利子負債があるとか、各指標やキャッシュがどれだけあるとかは。でも、有報なんかのちゃんとした数字で比較するとなると難儀なもんです。最近は便利なもんでEDINETを開けば上場企業の有報が見れちゃうわけですよね。インターネットってホントに便利。適当に打ってたら程良い字数になってまいりましたのでこの辺でお開きにします。お聞き苦しい日本語ですみませんでした。
来年も続けられるようであれば、続けていきたいと思います。皆様、良いお年を。
来年も続けられるようであれば、続けていきたいと思います。皆様、良いお年を。
by yangyi0312
| 2003-12-31 00:00
| 会計一般