2004年 01月 02日
LLC |
明けましておめでとうございます。申年です。私は申年です。そして、今年は厄年です。さて、今年最初の初コラム。このコラムは、会計をテーマにしているので正月であっても、一応会計に触れておくことにしましょう。今日の新聞でまず感じたことは、まだまだ会計熱は冷めちゃいないということです。残念ながら、新聞に会計のコーナーはなかったですけど、一面の下にある書籍の広告欄は、8つの広告枠のうち、中経(中経出版じゃないですよ、中央経済社です)と森山書店で2つが会計の学術書の広告でした(もちろん、ここでは日経を前提に話を進めてます)。中経の載せている2冊、特に『ファイナンス型会計の探求』なんかは、私にとって課題図書(懐かしい響き)ですね。「若いんだからこういうの読まなきゃ」なんて言われそうです。読みこなすには大変そうですが。。。さて、毎年恒例ですが、元日の新聞の量というのは、限度を越えているものがありますよね。正月早々こんな量の新聞をゆっくり読む人間がどこにいるんだろうか。私は、ペラペラと捲るぐらいで精一杯。さて、このあたりで本題に入りまして、“LLC”。Limited Liability Company(有限責任会社)の略です。有限責任会社といっても(有)じゃないですよ。今年は商法の大改正によって、会社法が作られるという話は去年にしたと思いますが、その改正のなかに新たな会社の形態として、アメリカでのLLCをモデルにした会社が誕生するらしいです。このLLC、経営の仕方や利益の還元への規制がほとんどなく、合資・合名会社のようでありながら、投資者は有限責任ですむそうです。まさに、日本の会社形態の良いとこ取り。税制面では、直接法人税を収めてもいいし、LLC自体は非課税として、出資会社や出資した個人が税金を払うという形をとることができるそうな。そうなると税務会計にも大きな影響を与えることになりそうです。だって、税金を払わないということは税務会計はいらないということですよね(LLCに関しては)。実際に、どのような制度になるかはわからないですけど、かなり期待できるというか楽しみです。
今年も宜しくお願いします。
今年も宜しくお願いします。
by yangyi0312
| 2004-01-02 00:00
| 会計一般