2005年 02月 08日
IQ |
異例の二連チャン。コラムです。IQと言えば、Intelligence Quotientの略、つまり知能指数です。IQを知らない人はいないでしょう。知能指数なだけに、これが高いと頭が良いということになります。誰それはいくつだったとか(大抵過去の偉人)を推定するものも多いです。あと、推理マンガの主人公なんかはかなり高めに設定されてますよね。私たちのような凡人からすれば、一体どういう感じなのか想像もつきませんが実際いらっしゃるんですよね、天才が。なんかのCM(「天才、現わる!」とか言う)に出ている矢野祥くん14歳なんかは、IQ200を超えるらしいです(驚!)。一週間に30冊を読んで、一度読んだ本は何ページに何が書いてあるかわかるらしいです。凄い…。私なんかだと、読んだ本は次の本を読んだ時点でほぼ忘れますね(笑)。まさに3色ボールペンの世界です。こういう人には是非人類に貢献できる素晴らしい研究なり発明をしてもらいたいです(独創性や創造力はまた別だと思いますが)。しかし、彼は研究者の道を歩んでよかった。こんな人が悪の世界に足を踏み入れたら、世の中にとって不幸なことこの上なしです。IQは高いに越したことはないと思いますが、別にこれだけで頭の良さが決まるわけではありません。段取りのよさやトークがうまいというような頭の良さは、IQとはあまり関係がないそうです。どうやら、脳にあるワーキングメモリー(作業記憶)という働きに関係するらしいのです。どういうものかと言えば、PCのメモリーのように、ある程度の情報を即時に処理できるように蓄えておくようなものらしいです。つまり、この働きが良いほどいろんな情報を一度に処理できるため、段取り(計画)やトークがうまく出来るということです。短期記憶の一種なので、かなり撹乱され易いとか。何かをしようと思って、違うことに気をとられて何をするのか忘れてしまったというような場合がそれらしいです。まあ、こういう頭の良さも大事ですが、やはり人間は社会に生きるものですから心が一番大切です。そういう観点からは、EQ(Emotional Intelligence Quotient)なんてのもありますね。こころの知能指数なんて言いますが、社会的な適応能力というものは、社会で生きていくためには必要不可欠なものです。頭の良さと性格なんかは、また別問題ですよね。ホント、頭のいい人に嫌な(悪い)人間にだけはなって欲しくないと思います(タチが悪いから)。
by yangyi0312
| 2005-02-08 22:48
| 独り言